木彫刻家・渕上照生さん と ガラス造形家・カナイ樹美さん
ギャラリーオゴン(Art & Craft Gallery Ogon)
木彫刻家・渕上照生とガラス造形家・カナイ樹美の工房に隣接したギャラリーです。
ギャラリーオゴン(Ogon)
渕上照生さん
Teruo Fuchigami
1967年生まれ
カナイ樹美さん
kimi Kanai
1970年生まれ
居住地 | :早川町 |
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出身地 | :熊本、横浜 |
性格 | :諦めない |
特技 | :人体力・集中力 |
趣味 | :写真 etc, |
早川町で好きな場所 | :県道南アルプス公園線と、そこから見える景色 |
好きな言葉 | :上善如水 |
ギャラリーの裏山は、猿、鹿、猪、カモシカ、リスなどが、ごそごそ通過していく素晴らしい環境です。
野鳥や虫達が賑やかな季節、そうした生き物の気配が消えてしまう冬、春になって芽吹き、と生命現象は激しく移ろいます。
東京から早川町に来たのは1992年で、集落の古い公民館で彫刻を作り、都内で発表していました。
その後、1999年に彫刻作品を作る為の工房を早川町保地区の古いプレハブに移した際、その一部を開放して、県外での発表を終えた作品を展示しておく事にしたのがギャラリーの始まりです。
当時二人は、20代後半と30代前半という若さ。元気いっぱい勢いもありましたので、古いプレハブもなんのその。果敢に挑みました。
当初、ギャラリー脇のスペースでは、ちょっとした記念になるような小さなアクセサリーやキーホルダー、ポストカードなどを作って置き、見学に来られた方が買って帰られるというようなスタイルでした。
それから歳を重ね、様々に作り続けていくことで、作品は変化し、それに伴い内観の改装も試みながら、いまの姿となっています。
現在のギャラリー内には、ガラスの装身具や器、早川で育った木による動植物のエネルギーをテーマにした作品の他、器類や皿なども多く並びます。それらは、私達が此処で暮らし、癒されたり、感動したりする様々な『何か』を、『形』にしたものです。
それが何かを想像しながら楽しんで頂ける空間を目指しています。
近年では、ワークショップを通して物作りの楽しさや素材についてのレクチャーをおこなっています。
ギャラリーの中は様々な木の材が発する甘く柔らかな香りに満ちています。
のんびりとギャラリー内を散策して頂けたら嬉しいです。