【奥山日誌】vol.5
2023年02月11日
*来年の冬のために*
奥山の冬の厳しさは 人や動物たちにとり 大きな試練ですが 一方でその寒さや空気が恵みの一つとなります。
「やっぱり場数踏んでるから 上手いわぁ」
「いやいや、奥さん かなり上手ですよ~」
昔から里山の女性たちのコミュニケーションは
こんな場面からも 生まれていたのですね。
しっかり空気を抜く為(だけではないかも)に
叩き付ける様に樽に仕込む手順も伝統の様です。
来年の冬 今頃、その成果が 美味しい味となって 人々を暖めてくれるのでしょう。
この場所は 高住地区 俵屋旅館 です